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* [[1897年]]([[1897年|明治30年]]) | * [[1897年]]([[1897年|明治30年]]) | ||
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+ | ※明治30年代、一高の音楽部について | ||
+ | 田辺尚雄 著『明治音楽物語』,青蛙房,1965. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2505634 (参照 2023-04-17) | ||
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* [[1898年]]([[1898年|明治31年]]) | * [[1898年]]([[1898年|明治31年]]) | ||
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**[[5月21日]](水) - 慶應義塾ワグネル・ソサエティー発会 | **[[5月21日]](水) - 慶應義塾ワグネル・ソサエティー発会 | ||
***参考文献 「Wagner Society Male Choir 演奏ライブラリー」https://www.wagner-society.org/library/library_adsl.htm ,2023-04-11 5:51閲覧 | ***参考文献 「Wagner Society Male Choir 演奏ライブラリー」https://www.wagner-society.org/library/library_adsl.htm ,2023-04-11 5:51閲覧 | ||
+ | ***参考文献 『慶応義塾五十年史』,慶応義塾,明40.4. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/812742 (参照 2023-04-18)p.433,p558 | ||
* [[1903年]]([[1903年|明治36年]]) | * [[1903年]]([[1903年|明治36年]]) | ||
* [[1904年]]([[1904年|明治37年]]) | * [[1904年]]([[1904年|明治37年]]) | ||
+ | <pre> 本年當省告示第七號ニ依リ當局ニ於テ受領ノ手續ヲ了シタル寄附者ノ氏名左ノ如シ 明治三十七年六月 海軍經理局 ワグネル・ソサエテー代表者 渡邊次郞</pre> | ||
+ | ***参考文献 大蔵省印刷局 [編]『官報』1904年06月30日,日本マイクロ写真,明治37年. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2949618 (参照 2023-04-17) | ||
+ | ワグネル・ソサエティー代表者 渡邊次郞、中村泰一 | ||
+ | ***参考文献 大蔵省印刷局 [編]『官報』1904年07月01日,日本マイクロ写真,明治37年. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2949619 (参照 2023-04-17) | ||
+ | <pre>塾内に幾多の倶楽部が出来た(中略)音楽を研究するワグネル、ソサイチイなどと云ふ者も出来た。</pre> | ||
+ | ***参考文献 『教育界』3(12),明治教育社,1904-08. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1894034 (参照 2023-04-17) | ||
+ | <pre>本年當省告示第七號ニ依リ當局ニ於テ受領ノ手續ヲ了シタル寄附者ノ氏名左ノ如シ 明治三十七年一二月 海軍經理局</pre> | ||
+ | ***大蔵省印刷局 [編]『官報』1904年12月02日,日本マイクロ写真,明治37年. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2949752 (参照 2023-04-17) | ||
+ | <pre>本年陸軍告示第四號ニ依リ去月二十五、二十六、二十七ノ三日間當部ニ於テ受領ノ手續ヲ了シタル寄附者ノ氏名左ノ如シ 明治三十七年一二月 陸軍血兵部 慶應ワグネルソサイエィー 代表者 中村泰一、須藤初太郎</pre> | ||
+ | ***https://dl.ndl.go.jp/pid/2949752/1/24 | ||
+ | 慶應ワグネル・ソサエティー関係の官報は以降省略 | ||
* [[1905年]]([[1905年|明治38年]]) | * [[1905年]]([[1905年|明治38年]]) | ||
* [[1906年]]([[1906年|明治39年]]) | * [[1906年]]([[1906年|明治39年]]) | ||
+ | <pre>義塾ワグネル ソサイエテー第七回音樂會は、六月十日午後七時より同塾演説館に於て開會せられたるに、(略) | ||
+ | 慶應義塾學報 (106)</pre> | ||
+ | ***『慶應義塾學報』(106),慶應義塾學報發行所,1906-07. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1744728 (参照 2023-04-18) | ||
+ | <pre>義塾秋季演奏會 義塾ワグネルソサエテー第八回音樂演奏會は、去月十七日午後六時より三田演説館に於て開會せり、(略) | ||
+ | 慶應義塾學報 (112)p.95</pre> | ||
+ | ***参考:『慶應義塾學報』(112),慶應義塾學報發行所,1906-12. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1744734 (参照 2023-04-18)p.88,p.95 | ||
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+ | 各専門学校の音楽現況(明治三十九年「音楽新報」四月号)に高等師範学校、慶應ワグネル・ソサエティ、高等工業学校、第一高等学校、一ツ橋音楽会、外国語学校、美術学校、早稲田大学、帝国大学について言及あり。 | ||
+ | ***参考文献: 秋山竜英 編著『日本の洋楽百年史』,第一法規出版,1966. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2509168 (参照 2023-04-13) | ||
* [[1907年]]([[1907年|明治40年]]) | * [[1907年]]([[1907年|明治40年]]) | ||
**[[5月25日]](土) - 慶應義塾創立50周年記念演奏会 | **[[5月25日]](土) - 慶應義塾創立50周年記念演奏会 | ||
<pre> 二十五日には慶応義塾の五十年紀念の音楽界之有候会は主として同塾の音楽部たるワグネル、ソサエティの諸氏によりて成立しこは管絃楽を組織せるものに候中々にて特に鈴木太皷村氏は其妙腕を振はれ候は当日の異彩なりしと申す事に候、 | <pre> 二十五日には慶応義塾の五十年紀念の音楽界之有候会は主として同塾の音楽部たるワグネル、ソサエティの諸氏によりて成立しこは管絃楽を組織せるものに候中々にて特に鈴木太皷村氏は其妙腕を振はれ候は当日の異彩なりしと申す事に候、 | ||
(『十字屋楽器部『音楽世界』1907-6)</pre> | (『十字屋楽器部『音楽世界』1907-6)</pre> | ||
+ | ***参考文献 『慶應義塾學報』(117),慶應義塾學報發行所,1907-05. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1744739 (参照 2023-04-18)p.80 | ||
***参考文献 「Wagner Society Male Choir 演奏ライブラリー」https://www.wagner-society.org/library/library_adsl.htm ,2023-04-11 5:51閲覧 | ***参考文献 「Wagner Society Male Choir 演奏ライブラリー」https://www.wagner-society.org/library/library_adsl.htm ,2023-04-11 5:51閲覧 | ||
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***参考文献 「東京音楽大学沿革」https://www.tokyo-ondai.ac.jp/information/17267.php ,2023-04-11 6:02閲覧 | ***参考文献 「東京音楽大学沿革」https://www.tokyo-ondai.ac.jp/information/17267.php ,2023-04-11 6:02閲覧 | ||
**不明 - 早稲田大学校歌が制定される | **不明 - 早稲田大学校歌が制定される | ||
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* [[1908年]]([[1908年|明治41年]]) | * [[1908年]]([[1908年|明治41年]]) | ||
+ | **[[3月28日]](金) - 東京音楽学校第19回卒業演奏 | ||
+ | **11月 - 早稲田音楽会第1回 | ||
+ | ***参考文献: 秋山竜英 編著『日本の洋楽百年史』,第一法規出版,1966. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2509168 (参照 2023-04-13) | ||
* [[1909年]]([[1909年|明治42年]]) | * [[1909年]]([[1909年|明治42年]]) | ||
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**[[4月20日]](火) - 帝大ガーデンデルゾンネ音楽会 | **[[4月20日]](火) - 帝大ガーデンデルゾンネ音楽会 | ||
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**[[12月6日]](土) - 東京音楽学校学友会土曜演奏会 | **[[12月6日]](土) - 東京音楽学校学友会土曜演奏会 | ||
**[[12月21日]](日) - 音楽奨励会42回演奏会 | **[[12月21日]](日) - 音楽奨励会42回演奏会 | ||
+ | ***参考文献 『音楽年鑑 大正9年版』 | ||
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+ | 友達座の設立 | ||
+ | 土方久敬、三島章道、近衛秀麿、實吉敏郎諸氏の華族連によって此般友達座なるもの設立され、十一月上旬下澁谷福澤桃介邸内でメエテルリンクの『内部』武者小路實篤氏の『嬰兒殺慘中の一小事件』との二つを上演するさうである。 | ||
+ | 早稲田文学 [第2期] (167);大正8年10月號,p.161</pre> | ||
+ | ***『早稲田文学』[第2期],(167),[早稲田文学社],1919-10-01. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/11007219 (参照 2023-04-13) | ||
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* [[1920年]]([[1920年|大正9年]]) | * [[1920年]]([[1920年|大正9年]]) | ||
**[[2月11日]](水) - 東京音楽学校学友会土曜演奏会 | **[[2月11日]](水) - 東京音楽学校学友会土曜演奏会 | ||
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**日時不明 - [[東京大学音楽部|東大オーケストラ]]創立 | **日時不明 - [[東京大学音楽部|東大オーケストラ]]創立 | ||
***参考文献 東京大学音楽部管弦楽団『東大オーケストラ45年史:1920-1964』 | ***参考文献 東京大学音楽部管弦楽団『東大オーケストラ45年史:1920-1964』 | ||
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* [[1921年]]([[1921年|大正10年]]) | * [[1921年]]([[1921年|大正10年]]) | ||
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**[[6月10日]](土) - 学習院輔仁会音楽部 第1回演奏会 | **[[6月10日]](土) - 学習院輔仁会音楽部 第1回演奏会 | ||
* [[1923年]]([[1923年|大正12年]]) | * [[1923年]]([[1923年|大正12年]]) | ||
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+ | <pre> | ||
+ | (5) ラジオかエンジンか | ||
+ | さて9月学期初めから受験勉強に精を出さねばという時、例の大正12年9月1日の関東大震災にぶつかったのである。 | ||
+ | その前夜, 兄と二人で日比谷公園の屋外 音楽堂で催される海軍の軍楽隊の演奏を聞きに行ったのである。兄はもう中学を卒業して上野の東京美術学校の学生になっていた。軍楽隊の演奏は吹奏楽,管弦楽と1部2部に分かれており,数少ない洋楽の演奏会としては東京で有名なものであった。 | ||
+ | 灯点し頃でも戸外の木々に囲まれてるだけ, 蝉時雨というか、 吹奏楽が始まるとひどく鳴きだして邪魔になった記憶がある。かつて人から聞いたことだが雅楽のような東洋音楽では庭で鳴く蟬や鳥の声は少しも邪魔にならない。そこが西洋音楽と違う特徴であろうと。そのときの管弦楽曲目にドボルザークの“新世界”交響曲の抜粋とオフェンバッハの天国と地獄があったと思う。新世界のラルゴには有名なイングリッシュホルンの独奏がある。当時イングリッシュ・ホルン奏者は我国で極めて少く,いままで第二バイオリンを弾いていた白いユニホームの楽士が,オーケストラの後を廻って管の席に移りイングリッシュホルンを手に朗々と吹き上げた。当時でも珍らしい換手演奏である。この楽士が後に新交響楽団に移った池慶助先生であった。同楽団の練習所が洗足池の畔にあったので,棚池先生が大岡山に移った東京高工から東京工大を通じて学生オーケストラの指揮と部の基礎作りに大東亜戦争の始まるまでの長期間当られたのである。相当年月を経て,長年御指導を受けた先生との昔噺にこの不思議識の緑を互いに懐かしんだ。 | ||
+ | 棚池先生は海軍々楽隊時代,今上陛下の摂政殿下時分軍艦香取鹿島で英国ジョージ陛下の御大典に行かれたとき先生は随行してロンドンでイングリッシュ・ホルンを勉強し日本に楽器とともに吹法を紹介した開祖とのことで,“新世界”のラルゴはこれが無くては済まないのである。 | ||
+ | 中田考「幻の蔵前」随筆『蔵前工業会誌』802,1985-02 | ||
+ | </pre> | ||
+ | ***『蔵前工業会誌』(802),蔵前工業会,1985-02. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1805836 (参照 2023-04-13) | ||
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* [[1924年]]([[1924年|大正13年]]) | * [[1924年]]([[1924年|大正13年]]) | ||
**学習院輔仁会音楽部が文芸部から独立。 | **学習院輔仁会音楽部が文芸部から独立。 | ||
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**[[6月20日]](土) - 学習院輔仁会音楽部 春季演奏会 | **[[6月20日]](土) - 学習院輔仁会音楽部 春季演奏会 | ||
**[[11月14日]](土) - 学習院輔仁会音楽部 秋季演奏会 | **[[11月14日]](土) - 学習院輔仁会音楽部 秋季演奏会 | ||
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+ | <pre> | ||
+ | <座談会>N響史を語る〔第1回〕 | ||
+ | (略) | ||
+ | 尾原勝吉 | ||
+ | 人数は私の調べたのが22名.近衛直麿さんは病気,棚池さんはノイローゼで休んで,メンバーから一時落とされていた.この方はコロナではない. | ||
+ | (略) | ||
+ | フィルハーモニー = Philharmony 36(11),p.47 | ||
+ | </pre> | ||
+ | ***NHK交響楽団『フィルハーモニー = Philharmony』36(11),NHK交響楽団,1964-12. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2258604 (参照 2023-04-13) | ||
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* [[1932年]]([[1932年|昭和7年]]) | * [[1932年]]([[1932年|昭和7年]]) | ||
**[[2月9日]](火) - 学習院輔仁会音楽部 皇后陛下臨席演奏会 | **[[2月9日]](火) - 学習院輔仁会音楽部 皇后陛下臨席演奏会 |
2023年4月18日 (火) 00:25時点における最新版
明治
※明治30年代、一高の音楽部について 田辺尚雄 著『明治音楽物語』,青蛙房,1965. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2505634 (参照 2023-04-17)
- 1898年(明治31年)
- 1899年(明治32年)
- 1900年(明治33年)
- 1901年(明治34年)
- 1902年(明治35年)
- 5月21日(水) - 慶應義塾ワグネル・ソサエティー発会
- 参考文献 「Wagner Society Male Choir 演奏ライブラリー」https://www.wagner-society.org/library/library_adsl.htm ,2023-04-11 5:51閲覧
- 参考文献 『慶応義塾五十年史』,慶応義塾,明40.4. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/812742 (参照 2023-04-18)p.433,p558
- 5月21日(水) - 慶應義塾ワグネル・ソサエティー発会
- 1903年(明治36年)
- 1904年(明治37年)
本年當省告示第七號ニ依リ當局ニ於テ受領ノ手續ヲ了シタル寄附者ノ氏名左ノ如シ 明治三十七年六月 海軍經理局 ワグネル・ソサエテー代表者 渡邊次郞
- 参考文献 大蔵省印刷局 [編]『官報』1904年06月30日,日本マイクロ写真,明治37年. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2949618 (参照 2023-04-17)
ワグネル・ソサエティー代表者 渡邊次郞、中村泰一
- 参考文献 大蔵省印刷局 [編]『官報』1904年07月01日,日本マイクロ写真,明治37年. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2949619 (参照 2023-04-17)
塾内に幾多の倶楽部が出来た(中略)音楽を研究するワグネル、ソサイチイなどと云ふ者も出来た。
- 参考文献 『教育界』3(12),明治教育社,1904-08. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1894034 (参照 2023-04-17)
本年當省告示第七號ニ依リ當局ニ於テ受領ノ手續ヲ了シタル寄附者ノ氏名左ノ如シ 明治三十七年一二月 海軍經理局
- 大蔵省印刷局 [編]『官報』1904年12月02日,日本マイクロ写真,明治37年. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2949752 (参照 2023-04-17)
本年陸軍告示第四號ニ依リ去月二十五、二十六、二十七ノ三日間當部ニ於テ受領ノ手續ヲ了シタル寄附者ノ氏名左ノ如シ 明治三十七年一二月 陸軍血兵部 慶應ワグネルソサイエィー 代表者 中村泰一、須藤初太郎
慶應ワグネル・ソサエティー関係の官報は以降省略
義塾ワグネル ソサイエテー第七回音樂會は、六月十日午後七時より同塾演説館に於て開會せられたるに、(略) 慶應義塾學報 (106)
- 『慶應義塾學報』(106),慶應義塾學報發行所,1906-07. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1744728 (参照 2023-04-18)
義塾秋季演奏會 義塾ワグネルソサエテー第八回音樂演奏會は、去月十七日午後六時より三田演説館に於て開會せり、(略) 慶應義塾學報 (112)p.95
- 参考:『慶應義塾學報』(112),慶應義塾學報發行所,1906-12. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1744734 (参照 2023-04-18)p.88,p.95
各専門学校の音楽現況(明治三十九年「音楽新報」四月号)に高等師範学校、慶應ワグネル・ソサエティ、高等工業学校、第一高等学校、一ツ橋音楽会、外国語学校、美術学校、早稲田大学、帝国大学について言及あり。
- 参考文献: 秋山竜英 編著『日本の洋楽百年史』,第一法規出版,1966. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2509168 (参照 2023-04-13)
- 1907年(明治40年)
- 5月25日(土) - 慶應義塾創立50周年記念演奏会
二十五日には慶応義塾の五十年紀念の音楽界之有候会は主として同塾の音楽部たるワグネル、ソサエティの諸氏によりて成立しこは管絃楽を組織せるものに候中々にて特に鈴木太皷村氏は其妙腕を振はれ候は当日の異彩なりしと申す事に候、 (『十字屋楽器部『音楽世界』1907-6)
- 参考文献 『慶應義塾學報』(117),慶應義塾學報發行所,1907-05. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1744739 (参照 2023-04-18)p.80
- 参考文献 「Wagner Society Male Choir 演奏ライブラリー」https://www.wagner-society.org/library/library_adsl.htm ,2023-04-11 5:51閲覧
- 5月 - 東洋音楽学校設立
- 東京に於て鈴木米次郎紫東洋音楽学校を設立す、(『十字屋楽器部『音楽世界』1907-9)
- 参考文献 「東京音楽大学沿革」https://www.tokyo-ondai.ac.jp/information/17267.php ,2023-04-11 6:02閲覧
- 不明 - 早稲田大学校歌が制定される
- 5月 - 東洋音楽学校設立
- 1908年(明治41年)
- 3月28日(金) - 東京音楽学校第19回卒業演奏
- 11月 - 早稲田音楽会第1回
- 参考文献: 秋山竜英 編著『日本の洋楽百年史』,第一法規出版,1966. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2509168 (参照 2023-04-13)
本会の古い歴史を尋ねれば誌すべき事は多くありますけれど、現在の本会に関係の尠ない事であると思ふから、紙数に限りある今は書きません。現在の本会は、今より三年前即ち明治四十三年二月、今の東京帝国大学生、赤井君、堀内君、上田君、朝永君、加藤君等が協力して組織して、森巻吉先生を会長に戴いて中島六郎氏に指導を依嘱して、久しく中絶してゐた一高樂友會の名簿を継ぎ、引き続き今日に至つたものであります。 第一高等學校寄宿寮編『陵誌』1913.6,pp.550-551
- 第一高等學校寄宿寮 編纂『向陵誌』,第一高等學校寄宿寮,1913.6. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1904349 (参照 2023-04-11)
大正
- 1913年(大正2年)
- 不明 - 早稲田大学交響楽団
- 参考文献 「早稲田大学交響楽団楽団史」https://wso-tokyo.jp/whatis/history/ ,2023-04-11 6:30閲覧
- 不明 - 早稲田大学交響楽団
- 1914年(大正3年)
- 1915年(大正4年)
- 1916年(大正5年)
- 1917年(大正6年)
- 1918年(大正7年)
- 1919年(大正8年)
- 4月20日(火) - 帝大ガーデンデルゾンネ音楽会
- 4月27日(火) - 第二高女音楽研究会音楽会
- 5月3日(土) - 早稲田大学音楽会
- 5月18日(日) - 慶應義塾マンドリン倶楽部
- 5月24日(土) - ワグネルソサエテー演奏会
- 5月28日(水) - 神田高等女学校基金寄附音楽会
- 5月31日(土) - 青山学院文学部音楽部演奏会
- 6月1日(日) - 東京音楽学校春季演奏会
- 6月7日(土) - 東京音楽学校学友会演奏会
- 6月8日(日) - 東京音楽学校学友会演奏会
- 6月14日(土) - 明治学院第五回音楽会
- 6月22日(日) - 慶應義塾音楽部主催音楽会
- 7月5日(土) - 東京音楽学校学友会土曜演奏会
- 7月12日(土) - 早稲田大学音楽会
- 10月26日(日) - 小松、梁田、弘田 作品発表会
- 10月30日(木) - 音楽奨励会29回演奏会
- 10月30日(木) - ワグネルソサエテー春季演奏会
- 11月12日(水) - 東京音楽学校学友会演奏会
- 11月15日(土) - 頌栄女学校同窓会音楽会
- 11月15日(土) - 早稲田大学音楽会13回演奏会
- 11月22日(土) - 音楽奨励会 主催柳婦人 独唱会
- 11月28日(金) - エスペラント普及会音楽会
- 11月29日(土) - 罎ノラ演奏会
- 12月6日(土) - 帝大青年会音楽部演奏会
- 12月6日(土) - 東京音楽学校学友会土曜演奏会
- 12月21日(日) - 音楽奨励会42回演奏会
- 参考文献 『音楽年鑑 大正9年版』
友達座の設立 土方久敬、三島章道、近衛秀麿、實吉敏郎諸氏の華族連によって此般友達座なるもの設立され、十一月上旬下澁谷福澤桃介邸内でメエテルリンクの『内部』武者小路實篤氏の『嬰兒殺慘中の一小事件』との二つを上演するさうである。 早稲田文学 [第2期] (167);大正8年10月號,p.161
- 『早稲田文学』[第2期],(167),[早稲田文学社],1919-10-01. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/11007219 (参照 2023-04-13)
- 1920年(大正9年)
- 『音楽年鑑 大正9年版』に記載の音楽団体(抜粋)
- 帝大基督教青年会音楽部 本郷区追分青年会舘内
- ワグネルソサエテイ 芝 慶應義塾大学
- 鴎友会 浅草 第一高等女学校
- 一高音楽部 本郷 第一高等学校
- 一橋音楽会 神田 商科大学
- 早稲田音楽会 牛込 早稲田大学
- 東京オーケストラ団 神田裏猿楽町東洋音楽学校内
- 蔵前学友会音楽部 浅草 高等工業学校
- 大塚音楽会 小石川高等師範学校
- 豊島音楽部 池袋豊島師範学校
- 参考文献 『音楽年鑑 大正9年版』
- 日時不明 - 東大オーケストラ創立
- 参考文献 東京大学音楽部管弦楽団『東大オーケストラ45年史:1920-1964』
- 1921年(大正10年)
- 1月6日(木) - 佐藤謙三氏夫妻送別音楽会
- 1月28日(金) - 東京帝大学生管絃楽団演奏会
- 1月29日(土) - シコラ氏送別演奏会
- 2月5日(土) - 明大音楽研究会主催音楽会
- 2月5日(土) - 帝大学生青年会主催室内楽の夕
- 2月5日(土) - 嗜好会第3回音楽会
- 2月6日(日) - 音楽と美術会シコラ送別演奏会
- 2月6日(土) - 早大音楽部樋口氏追悼演奏会
- 2月10日(木) - 慶應グリー倶楽部演奏会
- 2月10日(木) - ステベルスキー独唱会
- 2月10日(木) - ドブロホトフ氏演奏会
- 2月11日(金) - 女子英学塾同窓会主催音楽会
- 2月11日(金) - 独逸の子供救ふ会音楽会
- 2月12日(土) - 独逸の子供救ふ会音楽会
- 2月15日(火) - ビーチンコフ氏洋琴独奏会
- 2月16日(水)~2月20日(日) - エルマン氏提琴独奏会
- 2月26日(土) - 東京音楽学校土曜演奏会
- 3月1日(火) - ショパンの夕(澤田柳吉氏独奏)
- 3月5日(土) - 淑徳高女同窓会主催音楽会
- 3月5日(土) - 四恩瓜生主催音楽会
- 3月6日(日) - 四恩瓜生主催音楽会
- 3月11日(金)~3月13日(日) - エルマン氏送別演奏会
- 3月12日(土) - 朝鮮基督教青年会主催演奏会
- 3月19日(土) - 駿臺音楽研究会主催音楽の夕
- 3月20日(日) - 女子音楽学校卒業演奏会
- 3月21日(月) - 東洋音楽学校卒業演奏会
- 3月23日(水) - 中央CMS主催音楽会
- 3月25日(金) - 東京音楽学校卒業演奏会
- 3月26日(土) - 児童相談事業後援音楽会
- 3月26日(土) - 日本大学音楽会
- 3月26日(土) - 音楽と舞踏の会
- 3月26日(土) - 原信子帰朝記念演奏会
- 3月27日(日) - 山脇高等女卒業生主催音楽会
- 4月9日(土) - 学生音楽会演奏会
- 4月10日(日) - 日比谷公園奏楽(戸山学校)
- 4月15日(金) - 民衆音楽会演奏会
- 4月16日(土) - 早稲田アミチテーア演奏会
- 4月16日(土) - チャイコフスキー作品演奏会
- 4月16日(土) - 波濤社主催新人披露演奏会
- 4月16日(土) - 東京奉賛会主催音楽会
- 4月17日(日) - 東京家庭音楽会
- 4月23日(土) - ジュビタークワルツット演奏会
- 4月23日(土) - 日本作曲協会露西亜曲紹介
- 4月23日(土) - 中央MCS音楽会
- 4月24日(日) - 日比谷公園演奏(海軍軍楽隊)
- 4月25日(月) - アンナ夫人演奏会
- 4月29日(金) - 外語露国文学研究会歌劇音楽会
- 4月30日(土) - 報知新聞主催救済音楽会
- 5月1日(日) - 東京日々社オリンピック音楽会
- 5月4日(水) - 日比谷公園演奏(戸山学校)
- 5月7日(土) - 東京音楽学校演奏会
- 5月7日(土) - ヘルミデス夫人演奏会
- 5月8日(日) - 日比谷公園奏楽(戸山学校)
- 5月8日(日) - クローン教授告別演奏会
- 5月10日(火) - 明大ハーモニカソセイテ-
- 5月14日(土) - 陸軍戸山学校演奏会
- 5月14日(土) - ハレルヤ楽社演奏会
- 5月15日(日) - 日歯校音楽会
- 5月16日(月)~5月20日(金) - シューマンハインク演奏会
- 5月21日(土) - 如月社民謡童謡演奏会
- 5月21日(土) - 慶応マンドリン倶楽部演奏会
- 5月22日(日) - 東京慈恵医専主催音楽会
- 5月27日(金) - 日本海戦記念海軍演奏
- 5月27日(金) - 宮内省雅楽所演奏会
- 5月28日(土) - 宮内省雅楽所演奏会
- 5月28日(土) - 早大音楽会
- 5月28日(土) - チムシ教授主催ピアノ音楽会
- 5月28日(土) - 麻布音楽会
- 5月29日(日) - ヘルミデス夫人演奏会
- 5月29日(日) - 日比谷公園奏楽(近衞軍楽隊)
- 5月31日(火) - 聯合仏教青年会主催音楽会
- 6月4日(土) - 慶應ワグネルソサエテー
- 6月4日(土) - 一橋グリー倶楽部演奏会
- 6月5日(日) - 一橋グリー倶楽部演奏会
- 6月5日(日) - アムフイオン会音楽会
- 6月5日(日) - 第三高女同窓会音楽会
- 6月6日(月) - シンホニヤマンドリン管絃楽
- 6月7日(火) - シンホニヤマンドリン管絃楽
- 6月9日(木) - 早稲田大学音楽会
- 6月11日(土) - 子供の為の音楽会
- 6月11日(土) - 英和女学校ベーゼントと音楽会
- 6月11日(土) - さゆり音楽会
- 6月12日(日) - 英和女学校ベーゼントと音楽会
- 6月12日(日) - 東京家庭音楽会
- 6月12日(日) - 白十字会十年紀年音楽会
- 6月13日(月) - 白十字会十年紀年音楽会
- 6月18日(土) - 日比谷公園演奏(海軍軍楽隊)
- 6月18日(土) - 東京音楽学校学友会演奏会
- 6月19日(日) - 東京音楽学校学友会演奏会
- 6月23日(木) - 完成社主催絃楽演奏会
- 6月23日(木)~6月25日(土) - 音楽と露国バレー
- 6月25日(土) - 海外思想普及会音楽会
- 6月25日(土) - 文化宣伝協会主催音楽会
- 6月25日(土) - 日比谷公園演奏(戸山学校)
- 6月25日(土) - 児童保護音楽会
- 6月25日(土) - 地久節奉祝音楽会
- 6月26日(日) - 本所教会日曜学校後援音楽会
- 7月1日(金) - 立教大学音楽部主催演奏会
- 7月2日(土) - 基督教女子青年会演奏会
- 7月2日(土) - 少女音楽会
- 7月2日(土) - 文化宣伝協会演奏会
- 7月3日(日) - 少女音楽会
- 7月3日(日) - 攻玉社校友会音楽部主催演奏会
- 7月9日(土) - 少国民修養会音楽会
- 7月10日(日) - 慶應教育映画研究会主催音楽会
- 7月10日(日) - 東洋音楽学校学友会演奏会
- 7月16日(土) - 日比谷公園奏楽(近衞軍楽隊)
- 7月23日(土) - ヘルミデス夫人独唱会
- 7月23日(土) - 番町教育音楽の夕
- 7月30日(土) - 日比谷公園演奏(戸山学校)
- 8月1日(月) - 同志社グリー倶楽部演奏会
- 8月4日(木) - 初等教育唱歌研究会主催演奏会
- 8月6日(土) - 日比谷公園演奏(海軍軍楽隊)
- 8月7日(日) - クレセントマンドリン団演奏会
- 8月13日(土) - 日比谷公園演奏(戸山学校)
- 8月15日(月) - 女子音楽学校夏期音楽会
- 8月20日(土) - 日比谷公園演奏(戸山学校)
- 9月5日(月) - 東宮供奉海軍軍楽隊演奏
- 9月10日(土) - 日比谷公園奏楽(戸山学校)
- 9月11日(日) - クレセントマンドリン演奏会
- 9月21日(水)~9月29日(木) - 露国歌劇団公演
- 9月24日(土) - 日比谷公園演奏(海軍軍楽隊)
- 10月1日(土) - 鴎友会主催音楽会
- 10月1日(土) - 下谷教育界音楽の夕
- 10月2日(日) - 日比谷公園演奏(海軍軍楽隊)
- 10月6日(木) - 露国混声合唱団音楽会
- 10月7日(金) - 蔵前音楽部演奏会
- 10月8日(土) - 東京音楽学校土曜演奏会
- 10月8日(土)~10月日17(月) - 露国歌劇団公演
- 10月15日(土) - 報知新聞社主催少女音楽会
- 10月15日(土) - 跡見校友会主催音楽会
- 10月16日(日) - 報知新聞社主催少女音楽会
- 10月16日(日) - 日比谷公園演奏(戸山学校)
- 10月16日(日) - 慶應ワグネルソサエテー演奏会
- 10月17日(月) - 臨川小学校同窓会主催音楽会
- 10月17日(月) - 青い星演奏会
- 10月20日(木) - 田中英太郎提琴独奏会
- 10月21日(金) - 露国成果民謡合唱会
- 10月22日(土) - 伊藤祐司、ダン送別演奏会
- 10月23日(日) - ソプラノとテノールの夕
- 10月24日(月) - 日比谷公園演奏(戸山学校)
- 10月26日(水) - マンドリン独奏会(コバリスキー氏)
- 10月27日(木) - マンドリン独奏会(コバリスキー氏)
- 10月29日(土) - 明大ハーモニカソサエテー
- 10月29日(土) - 青山学院演奏会
- 10月30日(日) - 宮城道雄作曲発表会
- 11月2日(水) - 音楽と美術社演奏会
- 11月3日(木) - 一橋グリー倶楽部主催音楽会
- 11月5日(土) - アカシヤ同人社主催音楽会
- 11月5日(土) - 高階哲夫氏独奏会
- 11月5日(土) - マンドリンオーケストラ
- 11月6日(日) - マンドリンオーケストラ
- 11月6日(日) - 日比谷公園演奏(戸山学校)
- 11月7日(月) - ヴイノクラトフピアノ独奏会
- 11月10日(木) - 露国歌劇団送別音楽会
- 11月11日(金) - フアウスト劇的音楽会
- 11月12日(土) - 尾熊善二郞作曲発表演奏会
- 11月12日(土) - とんぼ童謡音楽会
- 11月13日(日) - 東京高工学友会主催演奏会
- 11月18日(金) - 学生音楽会
- 11月19日(土) - 東洋音楽学校学友会演奏会
- 11月22日(火) - 中央音楽会演奏会
- 11月23日(水) - 早大音楽部演奏会
- 11月24日(木) - 永田送別演奏会
- 11月25日(金) - 音楽研精会試演会
- 11月26日(土) - 東京音楽学校演奏会
- 11月26日(土) - 陸軍戸山学校生徒隊卒業式
- 11月27日(日) - 東京音楽学校演奏会
- 11月29日(火) - 音楽と舞踏の会
- 11月29日(火) - 東京音楽団主催管絃演奏会
- 12月3日(土) - 独逸学生救済音楽会
- 12月3日(土) - 衆楽会主催音楽会
- 12月3日(土) - 東京音楽学校学友会演奏会
- 12月4日(日) - 東京音楽学校学友会演奏会
- 12月4日(日) - 「自由射手」上演百年記念演奏会
- 12月4日(日) - 大塚音楽会演奏会
- 12月10日(土) - 戸山学校軍楽隊管絃楽演奏会
- 12月10日(土) - 綜合社主催聖悦の夕
- 12月10日(土) - ステベルスキー独奏会
- 12月11日(日) - 東京帝大学友会演奏会
- 12月11日(日) - チムシ教授現在生ピアノ演奏会
- 12月11日(日) - 女子音楽学校演奏会
- 12月14日(水) - ヴイノクラトフ氏ピアノ独奏会
- 12月17日(土) - PHS演奏会
- 12月17日(土) - 科学奨励会音楽会
- 12月18日(日) - ハイドン、クワルテツト演奏会
- 12月19日(月) - 榊原トリオ演奏会
- 12月22日(木) - 東京女子歯科交養会主催音楽会
- 12月23日(金) - 文化青年会主催花と音楽の夕
- 参考文献 『音楽年鑑 大正11年版』
(5) ラジオかエンジンか さて9月学期初めから受験勉強に精を出さねばという時、例の大正12年9月1日の関東大震災にぶつかったのである。 その前夜, 兄と二人で日比谷公園の屋外 音楽堂で催される海軍の軍楽隊の演奏を聞きに行ったのである。兄はもう中学を卒業して上野の東京美術学校の学生になっていた。軍楽隊の演奏は吹奏楽,管弦楽と1部2部に分かれており,数少ない洋楽の演奏会としては東京で有名なものであった。 灯点し頃でも戸外の木々に囲まれてるだけ, 蝉時雨というか、 吹奏楽が始まるとひどく鳴きだして邪魔になった記憶がある。かつて人から聞いたことだが雅楽のような東洋音楽では庭で鳴く蟬や鳥の声は少しも邪魔にならない。そこが西洋音楽と違う特徴であろうと。そのときの管弦楽曲目にドボルザークの“新世界”交響曲の抜粋とオフェンバッハの天国と地獄があったと思う。新世界のラルゴには有名なイングリッシュホルンの独奏がある。当時イングリッシュ・ホルン奏者は我国で極めて少く,いままで第二バイオリンを弾いていた白いユニホームの楽士が,オーケストラの後を廻って管の席に移りイングリッシュホルンを手に朗々と吹き上げた。当時でも珍らしい換手演奏である。この楽士が後に新交響楽団に移った池慶助先生であった。同楽団の練習所が洗足池の畔にあったので,棚池先生が大岡山に移った東京高工から東京工大を通じて学生オーケストラの指揮と部の基礎作りに大東亜戦争の始まるまでの長期間当られたのである。相当年月を経て,長年御指導を受けた先生との昔噺にこの不思議識の緑を互いに懐かしんだ。 棚池先生は海軍々楽隊時代,今上陛下の摂政殿下時分軍艦香取鹿島で英国ジョージ陛下の御大典に行かれたとき先生は随行してロンドンでイングリッシュ・ホルンを勉強し日本に楽器とともに吹法を紹介した開祖とのことで,“新世界”のラルゴはこれが無くては済まないのである。 中田考「幻の蔵前」随筆『蔵前工業会誌』802,1985-02
- 『蔵前工業会誌』(802),蔵前工業会,1985-02. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1805836 (参照 2023-04-13)
昭和
新興私学の精進振と腕のさへを見せる心算での勉強と見へて予期以上の出来栄であつた。但し或シンパスイーとハンデキヤツプは勿論勘定に入れてだ。仲々滑稽な演奏もある。 (岡田日栄堂『楽星』1928-03,p.47)
- 2月3日(金) - 和泉千代子 ピアノ独奏会 報知講堂
- 2月4日(土) - 北村歌劇協会 第1回定期公演 三越ホール
- 2月4日(土) - 二村定一 独唱会 国民講堂
- 2月5日(日) - 北村歌劇協会 第2回定期公演 三越ホール
- 2月5日(日) - 内田元 新音楽団演奏会
- 2月5日(日) - 東京医専野球部 映画と音楽の夕 日本青年館
- 2月8日(水) - バウルコワリヨフ ピアノ独奏会 日本青年館
- 2月11日(土) - 吉田敏夫 第2回提琴独奏会 報知講堂
- 2月11日(土) - 山脇高女同窓会 音楽と舞踊の会 日本青年館
- 2月18日(土) - バストラルクワルデツト 第1回ハーモニカ演奈会 国民講堂
- 2月18日(土) - 綿貫靜子 童謡独唱会 国民講堂
- 2月18日(土) - 東京音楽学校学友会 第48回土曜演奏会 同校講堂
- 2月19日(日) - 国民交響管絃楽団 第1回演奏会 日本青年館
- 2月20日(月) - ネトケレーヴェ 独唱会 日本青年館
- 2月25日(土) - 撫子会 女流大音楽会 日本青年館
- 2月25日(土) - 植村政子 第1回独唱会 日本青年館
ポツパ独奏会 牛山充 エルマンやハイフエツが神童として非常なセンセイシヨンを起した当時を追想させるに足るものはトーリヤ…・ポツパ少年の独奏会である。モーツアルトの奏鳴曲でニコルスキーと鮮やかな合奏の手なみを示した後、メンデルスゾーンの競奏曲に進むや驚く可き曲想のは握と指盤の支配とを示した。(後略) ニコルスキーの伴奏がまた立派なもので、能く独奏を引立て、適当な配景を与へた。(朝日) (岡田日栄堂『楽星』4(5),1928-05,p.62) 補足:演奏会の日付が記載されておらず、どの演奏会の講評であるかは不明である
<座談会>N響史を語る〔第1回〕 (略) 尾原勝吉 人数は私の調べたのが22名.近衛直麿さんは病気,棚池さんはノイローゼで休んで,メンバーから一時落とされていた.この方はコロナではない. (略) フィルハーモニー = Philharmony 36(11),p.47
- NHK交響楽団『フィルハーモニー = Philharmony』36(11),NHK交響楽団,1964-12. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2258604 (参照 2023-04-13)
- 1932年(昭和7年)
- 1933年(昭和8年)
- 2月5日(日) - 学習院輔仁会音楽部 卒業記念演奏会
- 6月17日(土) - 春季演奏会(第15回)
- 1934年(昭和9年)
- 1935年(昭和10年)
- 1936年(昭和11年)
- 6月13日(土) - 春季演奏会(第21回)
- 11月14日(土) - 学習院輔仁会音楽部 秋季演奏会
- 1937年(昭和12年)
- 中止 - 学習院輔仁会音楽部 春季演奏会
- 中止 - 学習院輔仁会音楽部 秋季演奏会
- 1938年(昭和13年)
- 1939年(昭和14年)
- 1940年(昭和15年)
- 1941年(昭和16年)
- - 学習院輔仁会音楽部 演奏小会
- この年、学習院輔仁会音楽部 音楽部にコーラス科が設置された。
- 1942年(昭和17年)
- 1943年(昭和18年)
- 1944年(昭和19年)
- 1945年(昭和20年)
- 1946年(昭和21年)
- 1947年(昭和22年)
- 学習院輔仁会音楽部 混声合唱団を創団。
- 1948年(昭和23年)